賃貸と購入はどっちがお得?

Pocket

住宅を選ぶ際、やはり一番気になるのは費用面ではないでしょうか。
住宅を購入、賃貸したときの費用に関してどっちがお得なのか、しっかり認識されている方は少ないと思います。一方で、転勤が多い方や子供の有無、建物の設備や環境などの理由で購入するか賃貸にするか好みで選ぶ方もいらっしゃると思います。
今回ここでは、住宅を購入・賃貸した場合の一般的な費用についてご説明したいと思います。

◆住宅を購入した時の費用
家を購入するとき、単純に「物件価格」だけを考えがちです。しかし、実際には物件価格以外にも、購入手続きにかかる諸費用や、購入後にかかってくる固定費などの費用が必要です。
詳しくは、諸費用の総額は購入価格の3~8%が目安になり、原則として自己資金で用意するのが一般的です。また、固定資産税などのように、毎年支払う固定費用もあるので、返済計画を立てる際には注意が必要になってきます。
諸費用とは、住宅ローンの借入費用や不動産登記にかかる費用、家具購入や引越し代金などが主に挙げられます。

◆賃貸に関する費用
賃貸物件を借りる場合、一般的には以下の費用が必要になります。
➀賃貸契約にかかる初期費用
 家賃や条件によって全く異なるため、不動産会社に確認が必要。
➁敷金・礼金
 基本的には、敷金・礼金とも1ヶ月を見ておくと良いでしょう。
➂火災保険代
 賃貸物件に契約する際は、火災保険加入の義務があり、保険は不動産会社指定のもので、15,000円~20,000円が目安。契約期間は賃貸の契約と同様で2年としているものがほとんどです。
➃鍵交換費用
 不動産会社によって違いはありますが、15,000~20,000円が目安になります。
➄仲介手数料
 一般的に賃料の1ヶ月分と消費税がかかります。

ご覧頂いた通り、賃貸と購入どちらとも、それなりに初期費用などが必要になります。
まとめると、住宅を購入するか賃貸するかは、費用面はもちろん転勤が多いなどの仕事の面やご家庭の事情を総合的に判断して選ぶことが大切です。